ニュースリリース西崎ちひろ助教が2017年山縣勝見賞を受賞しました

一般財団法人 山縣記念財団では、海運を中心とする海事交通文化の研究及び普及発展に貢献した研究成果に対し論文賞を授与しており、2016年3月に提出された東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科 博士学位論文「見張り作業における操船者の状況認識と見張り支援に関する研究」が、2017年山縣勝見賞を受賞しました。


[受賞対象となった研究の内容]

衝突海難の8割は「ヒューマンファクター」に起因しており、原因として指摘される「見張り不十分」とは、操船者の状況認識におけるエラーと言える。
衝突海難を減らすためには、操船者の状況認識におけるエラーとその背後要因を分析し、対策を提案する必要がある。
そこで本研究は、操船シミュレータを用いた操船者の行動分析、SAGAT(Situation Awareness Global Assessment Technique)を用いた状況認識の計測・分析、人間信頼性解析手法CREAM(Cognitive Reliability Error Analysis Method)を用いた操船者エラーの背後要因の整理を行った。 これらの結果から、操船者の状況認識におけるエラーを抑制する一つの方法として、レーダによる事前情報の提供方法について提案を行った。

関連HP:一般財団法人 山縣記念財団  http://www.ymf.or.jp/