特徴ある教育内容
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新しい時代を担う豊かな海事技術者を育成
海事システム工学科伝統の「全人教育(all-round education)」を実践し、工学の知識はもちろんのこと、豊かな感性や徳性を兼ね備えた指導的役割を担える人材の育成をめざします。
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高いスキルを持った優秀な海事技術者を育成
船舶の運航管理や保守管理ができる船舶管理技術者、運航の視点から「ものづくり」ができる海事工学技術者、グローバルにリーダーシップを発揮できる海技士など、海事の次代を担う優秀な人材を育成します。
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世界の海で活躍できるコミュニケーション能力の育成
船舶実習や海事英語教育などの実践的な教育を通して、グローバル化に柔軟に対応できる高いコミュニケーション能力を育成します。
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次代を牽引するリーダーシップを養成
国際化の中で必須とされるチームワーク力、コミュニケーション力を重視したカリキュラムで、世界に通用するリーダーシップを発揮できる人材を養成します。
学科主任メッセージ
「船」を題材とした実学教育と教員との距離が近い少人数教育により、コミュニケーション能力が高く、リーダシップを備えた人材の育成を目指しています。本学科で広い視野と現場での対応力を身につけて、様々な世界へ羽ばたいていきましょう。
東京海洋大学
海事システム工学科主任
陶山 貢市
設備紹介
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操船シミュレータ
幅7m×奥行き3.5m×高さ2.5m(床高さ2m)の船橋と半径7mの円筒形スクリーン、高精度な視界映像により、正確で臨場感ある操船環境を再現できます。
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船舶運航性能実験水槽
造波装置および回流機構を備えた長さ54m×幅10m×水深2mの水槽で、模型船を取り付けた曳航電車を走行させ、船舶の運動性能を精密に計測します。
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ECDIS
Electronic Chart Display and Information System。練習船汐路丸の仮想ブリッジ環境(バーチャル汐路丸)や「先端ナビゲートシステム」との連携による実習が可能です。
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レーダシミュレータ
船橋からの景観を目視するほか、レーダ、ECDIS、AISなどを駆使して自船の航行環境を把握し、安全に衝突を回避する訓練をします。